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緑豆・押し麦(大麦)~梅雨にお勧めの食材1~

梅雨も半ばにさしかかりましたが、いかがおすごしですか。
雨の中の紫陽花を眺めるのはいいものですが、
湿気の多くなるこの時期は体内の「水」の巡りが悪くなり、
停滞すると「湿邪」という病理産物が発生します。
そのせいで毎年この時期になると、尿量が減って身体が重だるい、手足が浮腫む、頭痛がする、胃腸の働きが悪くなって食欲が湧かない・・・と悩まれる方が増えるのです
そんな時にお勧めしたいのが緑豆
緑豆はもともと小豆の近縁種ですが、日本では、そのまま食すというよりは、もやしやはるさめの原料として使われることの方が多いようですね。薬膳的には、甘味で冷やす性質に分類され、胃や心に働きかけ、暑さにより身体にこもってしまった熱を冷ましたり、水分代謝を良くします。現代栄養学的には、食物繊維やカリウム、鉄、ビタミンB1、カルシウムなどを含んでおり、細胞の老化や癌の発生を抑えたり、貧血や便秘の改善、動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病の予防にも役立つと言われています。
写真2

また、緑豆と一緒にお勧めしたいのが押し麦(大麦)。薬膳的には甘味と塩辛味で冷やす性質を持ち、脾と胃に働きかけます。疲れた胃を元気にし、身体の水分代謝を良くし、お小水の出を良くしてくれます
現代栄養学的には、お米以上にカルシウムや食物繊維を含有しており、ビタミンB1やビタミンB2、鉄分も含みますから、緑豆と同じくこちらも生活習慣病の予防対策として良さそうです。

写真1


以上のことから、緑豆押し麦(大麦)も暑さと湿気により体が火照って寝付きが悪く、夜中に何度も目覚めてしまったり、寝汗をかいたり、浮腫みが酷いなどの症状が出ている方にはとても良い食材と言えます。ただ、そこまでの症状は出ていないけれど、少し体が火照って浮腫みも気になるという方には、温める性質を持つもち米を合わせることをお勧めします。もち米は薬膳的に、甘味で温める性質を持ち、脾や胃、肺に働きかけ、身体の気を増やし、水分代謝を良くしてくれる食材です。

上記3つの食材を合わせて簡単にできるレシピを載せておきますね。

〈緑豆・大麦・もち米のお粥〉

 緑豆:50グラム
 大麦:50グラム
 もち米:50グラム
 水:1リットル

〈作り方〉
1.緑豆、大麦、もち米はそれぞれよく洗った後、水に1時間以上浸けておく。
2.鍋に水を入れ沸騰させる。沸騰したら、1の材料を全て入れ、再沸騰後中火にして緑豆が軟らかくなり、全体が粥状になるまで煮る。(約20分)
3.火を止め蓋をして5分程蒸らす。

そのままでも勿論美味しいですが、お好みでお塩かお砂糖を少量加えても美味ですよ

白おかゆ



上記の食材に小豆を混ぜると・・・

赤おかゆ

これも美味しいですちなみに小豆は薬膳的に甘味と酸味で平の性質(冷やしもせず温めもしない性質)を持ち、体内の余分な水分を排泄させてくれる食材です。レシピの分量は、あくまでも目安です。ご自分の体調・体質と相談しながら、その時の体調・体質に合ったお粥を作ってみてくださいね







by Theracua Staff  at 15:47 |  食養生のすすめ |   |  trackback (0)  |  page top ↑
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