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エンドトキシンと不妊、鍼灸の可能性

気がつけばすでに晩秋、朝晩冷え込むことも増えてきましたね
今日はエンドトキシンと不妊について、また鍼灸治療がどう役立つかをお話します。



エンドトキシンとは

エンドトキシンとは内毒素とも呼ばれ、グラム陰性菌(代表的にはにはサルモネラ菌、大腸菌、緑膿菌など)の
細胞壁外膜を構成している成分の1つで,菌体表面に存在しています。
細菌が死んで菌体がバラバラになるときに遊離する、要は細菌の死骸から出てくる毒素です。
体内(血液循環)に入ると発熱、血圧低下、白血球数減少、血小板数減少等の全身症状を引き起こします。

私たちが普段口にする水道水にもグラム陰性菌は存在するため通常塩素消毒が行われますが、
死骸は水中に残りエンドトキシンを放出します。
しかし不純物を処理する能力のある腸管を介するためエンドトキシンの毒性はあまり問題にされていません。
生体内へエンドトキシンが侵入することはほとんどないといわれています。


エンドトキシンと不妊

さて、そんな通常の私たちの生活でさほど問題にならないエンドトキシンですが、
近年不妊との関係があるのではないかと言われています。
クリニックによっては子宮内エンドトキシン検査(子宮内に溜まっている生理の血液を採取して行う検査)を行うところもあります。

エンドトキシンに強い毒性があるため、子宮内にエンドトキシンがあると受精卵はその毒に冒されて死滅してしまい、自然妊娠はもちろんのこと、たとえ体外受精をしたとしても妊娠しない―
除去が必要であるということで、抗生物質を数周期にわたり使用し、毒素の源であるばい菌自体を滅菌する方法等が行われるようです。

体内にエンドトキシンがいる理由としては、子宮腔内は膣を通じて外界と繋がっていること、また体調に応じて感染しやすい等があげられるようですが、通常月経血と一緒に流れます。
しかし細菌が子宮内に進入しやすい状態、細菌が残りやすい状態が続くとエンドトキシンがなくなりません。

エンドトキシンと鍼灸

例えエンドトキシンが子宮内に生じても、月経時にきちんといらないものが血液と一緒に排泄されていれば、問題が無いことがわかります。
冷えや運動不足、ストレスや不規則なリズムが重なると排卵不順―月経不順や、骨盤内の血流の滞りが生じ、
東洋医学でいう「瘀血」(おけつ)という状態になります。
「瘀血」(おけつ)とは排出されていない血液のみではなく、内膜や毒素、すべての「いらないもの」を指すといえます。すなわち身体の「デトックス」する機能がしっかりと働いて「瘀血」(おけつ)予防をできていればいいのですね。

また、頸管粘液は子宮内にばい菌が入らないようにバリアの役割を担っています。そのため頸管の「潤い」を保つことは非常に重要です。デトックス機能やをきちんと働かせるために、骨盤内の血流を良くするということは大切なポイントのひとつです。
骨盤周囲の筋肉を緩め、全身を温める鍼灸治療は骨盤内の血流を良くするということに関して非常に長けています。そして東洋医学の治療は、なぜデトックスしづらい状態になっているのか、なぜ頸管が潤わない状態になっているのか、身体の根本的な所にアプローチして改善を行なっていきます。
また、抗生剤にのみ頼ることなく、私たちの身体が本来持っている自己免疫機能をアップさせることで、
白血球や抗体を活性化させ子宮内を無菌状態に保てるようになると考えられます。

テーマ: 健康 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by Theracua Staff  at 09:50 |  妊活応援ニュース |   |  trackback (0)  |  page top ↑
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