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思うツボ その1.「ツボは見えない」

東洋医学では、鍼灸や指圧の治療にツボを使います。ツボの本当の名前は「経穴=けいけつ」と言います。薬剤師が複数の薬を調剤するように、鍼灸師は複数のツボを組み合わせてハリやお灸や指で刺激をして治療をします。

ほとんどのツボは、「経絡=けいらく」という気の流れのラインに沿ってあります。経絡が線路で、経穴が駅という感じでしょうか�d��

このツボというのは、慣れていないとなかなか場所がわかりません。鍼灸師はツボを覚えていないと国家試験に受からないので、400個くらいのツボを全部覚えています。よく全国の鉄道と駅名を暗記してスラスラ言える天才少年少女がおりますが、鍼灸の学生はあれを大人になってからやらされるわけですね。 とってもハードでした~ : )  

で、ツボですが、場所を覚えたからといって、見えるようになるわけではありません。
見えたらどんなに楽だろうと思いますが、見えません。

見えないツボですが、だんだん触ってわかるようになってきます。人体にたくさん触っていると、ツボの位置を指先で感じ取れるようになります。見た目にはわからなくても、ちょっと凹んでいたり、硬かったり、冷たかったり、温かかったり。。。

ツボの面白いところは、十円玉の大きさくらいの範囲内で、体調によって位置が移動することです。妊婦さんが出産間近になって胎児が下がってきたときに、足にある「三陰交」という婦人科系のツボも少しずつ位置が下がってきたりもします。(この三陰交については、またあらためて記事を書きますね。)

ツボは目には見えませんが、自分の体をあちこち指先でゆっくり圧してみると、「あ!ツボにはまった!」と感じる場所がいくつかあるはずです。多くの場合、実際のツボの位置と一致していますので、痛気持ち良い~と感じるくらいに刺激してみてください。その後に目を閉じて自分の体をゆっくりと心の目でスキャンしてみると、肩が少し楽になっていたり、頭痛が和らいでいたり、足のむくみが軽くっているなど、思わぬ変化を見つけられるかもしれません。 

特に頭、肘から下、膝から下には、全身のバランスを調整できるツボが集中していますので、ご自分のカラダが喜ぶツボを発見してみてくださいね!



テーマ: 健康 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by Theracua Staff  at 10:33 |  東洋医学よもやま話 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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