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不妊症と食生活 その1「血糖値と女性ホルモン」

生殖機能に関する栄養学は、なかなかしっかりとした研究データがありませんでしたが、ここ数年、海外の研究論文などで不妊症と栄養についての報告を多く目にするようになりました。

いくつかお役に立てそうな情報を、このブログで順次ご紹介していこうと思います。

第一回目は血糖値と不妊症の関係です。

血糖値というと糖尿病を連想しますが、じつは生殖ホルモンと大きな関連があります。

食べ物のほとんどは消化されてグルコースという糖になり、膵臓から分泌されるインスリンの力を借りてエネルギーとして細胞で消費されます。摂取される糖分が多すぎると、細胞がインスリンに反応しない状態になってしまうことがあり、「インスリン抵抗性が高い状態」または「高インスリン血症」と呼ばれています。

インスリン抵抗性が高くなってしまうと、女性の生殖機能に大きなインパクトを与えることがわかっています。血中のインスリンが多い状態が続くと男性ホルモンが増えてしまい、卵巣と下垂体の働きが乱されて、妊娠しづらくなります。高いインスリン抵抗性は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や自然流産の原因である可能性も高いと指摘されています。

ではどうすれば良いのか!? 

それは、食生活を変えるのです!

一言で言えば、「糖尿病用の食生活をする」ことです。インスリン抵抗性を改善すれば、男性ホルモンの産生を低くすることができることができます。
カロリーを低めに抑えること。
マーガリンやショートニングなど、トランス脂肪酸を使用したものを食べない。
精製食品、加工食品を避ける。
玄米や全粒粉を使ったパンなどで炭水化物を摂取する。
これらのことで血糖値を安定させ、膵臓のインスリン分泌を抑えることができます。血中のインスリン量が少なくなると、細胞のインスリンへの感受性が高まり、男性ホルモンの分泌が抑制されます。

生理不順、排卵障害、質の高い卵子ができないなど、卵巣機能に由来する不妊症に悩んでいる方は、思い切って食生活を改善してみることをおすすめします! 

テーマ: 健康 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by Theracua Staff  at 09:39 |  妊活応援ニュース |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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