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オーストラリアの助産師さんのお話

セラキュアに通って来られているオーストラリア人の患者様。現在、妊娠27週目なのですが、里帰り出産のためにそろそろオーストラリアに帰国予定。彼女のお母様はなんと経歴40年のベテラン助産師さんで、Skypeでお腹の膨らみを見せると「お腹の赤ちゃんは今○△ポンドね」と体重をピタリと当ててしまうのだそうです

そのお母様から出産にまつわる面白いお話をうかがったのでご紹介します!

出産トリビアその1

妊婦さんが分娩室に入ってくるとまず足の大きさをチェック。

比較的大きい足の妊婦さんだと「ああ、今日は早く帰れるわ」と安心するそうですが、小さな足の妊婦さんだと「今夜は長い夜になりそう」と難産を覚悟するのだそうです。足のサイズが骨盤底の大きさに比例するというのは、私たち鍼灸師も同感です

出産トリビアその2

ベジタリアンの妊婦さんの胎盤は、見てすぐにわかる。

ベジタリアンの胎盤は触るととても柔らかく、脆く崩れてしまいそうなものあるそうです。ちなみに肉食をしている妊婦さんの胎盤は弾力がありしっかりとしているそうです。当院でも、菜食主義の妊婦さんから、ハンバーガーやケンタッキーが無性に食べたくなってしまって困る!という話を良く聞きます。東洋医学的にみても、健康な胎盤のために週一回は上質なオーガニックのラム肉や、アジやイワシなど血合いのあるお魚を召し上がるようにおすすめしています

出産トリビアその3

赤毛の妊婦さんは難産。

.......これは理由がまったくわかりませんが、キャリア40年の助産婦さんのお話なので確かなのでしょう。日本人にはほとんど赤毛がいないので、安心ですね
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テーマ: 健康 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by Theracua Staff  at 18:52 |  東洋医学よもやま話 |   |  trackback (0)  |  page top ↑

思うツボ 4.「三陰交 さんいんこう」

女性の月経周期を助け、安産を約束してくれることでも名高い、「三陰交 さんいんこう」というツボがあります。
三陰交という名前は、3つの陰の経絡が交わるという意味からきています。(経絡については2009年1月30日のブログを参照してください)三陰交のように複数の経絡が交わるところにあるツボは、それぞれの経絡の特徴を併せ持つので、とても使い勝手の良いツボです。

3つの陰の経絡とはそれぞれ、腎経ー元気の源・生殖機能、肝経ー血の貯蔵と気血の循環、脾経ー消化吸収・水の代謝という機能を持ちます。三陰交は、この3つの機能をすべてサポートするツボなのです。東洋医学の陰陽理論では女性は陰のエネルギーが強いとされているので、昔から初潮から妊娠、出産、そして閉経まで、この三陰交にお灸をすえ続ける慣習もありました。セラキュアでの不妊治療安産治療でも、使用頻度がとても高いツボで、特に低温期には質の良い卵胞と内膜を育てるためにご自宅でのお灸もオススメしています。

三陰交には月経周期を整え、身体を温め、毒素を取り除き、生殖能力をアップするだけではなく、消化器の気を補なって、食べ物の消化吸収を促進し、余分な水分を取り除いて身体をひきしめる効能もあります。気、血、体液の流れがスムーズになり、むくみやだるさが減少し、栄養と温かさが身体の隅々にまで運ばれます。さらにイライラを鎮めて、心を穏やかに保つ作用もあります�n�b�s�[

このように多彩な効用がある三陰交ですが、このツボは、誰でも自分で触れることができるという点でも大変優れています。

内くるぶしのいちばん高いところから、指4本上辺り、骨の後ろ際の凹んだところです。ツボは動いていていつも同じ場所にないことは、「思うツボ」シリーズ初回でお伝えしました。三陰交は特に、妊娠後期に胎児が下がってくるにつれて、だんだん位置が下がってくるツボでもあります。だいたいの目安を付けたら、目を閉じてゆっくり指で押しながら、凹みを探してみてください。
三陰交

妊娠力アップ、安産、陣痛促進など、女性を守るツボである三陰交は、生まれてくる赤ちゃんにも贈り物をくれます。子供の胃腸、精神を強くして、健やかに成長するための礎を作ってくれるのです

自宅で出来る温灸の他にも、やさしく指圧して上げるだけでも効果はあります。月経不順、月経痛、不妊症などでは毎日お灸を。妊娠中は12週目以降くらいから少しづつ始められると、安全でスムーズなお産の手助けになります。
三陰交の素晴らしい作用を、ぜひご自宅でも発見してみてください。
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by Theracua Staff  at 17:28 |  東洋医学よもやま話 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

不安定な春ー肝の季節

さわやかな風が吹く4月。桜が散ると、木々の新緑がいっせいに輝きを増します。日差しも日に日に力をつけて、紫外線が気になるこの時期、気持ちのよい陽気に胸が弾む一方で、気持ちも体調も不安定になる方も、多いのが春です。

気候は過ごしやすくなるのに、なぜ人の心身は不安定になるのでしょうか。
日本では新学期、新年度が始まる季節なので、出会いや別れ、物事の終わりと始まりが起こる、心身ともに慌ただしい時期ということもあるかもしれません。
近年では、花粉症の爆発的な広がりも、春を憂鬱な季節にしている一因と言えますね。

東洋医学では、人は大自然の一部、この大きな宇宙の仕組みの中の一部であり、身体の中にも小さな宇宙を持つ存在と考えられています。
春は木々が芽吹き、花を咲かせて、上へ上へと伸びていこうとする成長の季節です。冬の間、眠っていた虫たち、動物たちが目覚めて行動し始める季節でもあります。
眠って動かずにいた静かな世界が、再び動き、巡り、再生していく季節。世界が動き出しているのですから、その一部である私たちの身体も、動揺しやすいのです。身体と心はひとつのものですから、一緒に揺れ動いています。春になると、身体は奥に眠っていたエネルギーを身体の隅々まで行き渡らせます。この機能を司る主役は、肝です。

春の暖かい陽気は、上へと上昇します。身体の中でも、エネルギーや熱は頭の方へと上りやすく、めまいや頭痛、アレルギー症状を助長したり、感情は高ぶりやすく、涙もろくなったり、怒りっぽくなったり。肝風内動といって、肝の気は、身体の中に風を起こし、気血は春の樹木のように上に向かって伸びていきます。肝は筋肉、目とも関係の深い臓器です。この季節はストレスを避けて筋肉を柔らかく保ち、目を休めてあげると、不安定になりがちな体調を整えるのに有効です。

ストレスに弱い肝を補うには、気温の上昇に合わせるように、身体を温める食事を心がけます。また、旬の春野菜に含まれる苦みや酸味は心を鎮めてくれる手助けになります。
春の日差しを浴びながらゆっくりと散歩することで、冬の間に凝り固まっていた筋肉を目覚めさせ、気持ちよく過ごすことも大切です。
明るい日が差し込む部屋でヨガをする、なんていうのも気持ち良さそうですね。深い呼吸も、ピースフルな気分を引き出してくれるかもしれません。あ、でも、動揺しやすいこの季節、バランスポーズは要注意ですネ

セラキュアでは、季節に応じた体調、心の変化を考えながら、治療を行っています。鍼灸治療に限らず、みなさまのライフスタイルに合わせた生活面でのアドバイス、運動法、養生法、食事法などもご提案させて頂いています。不安定さがなかなか治まらない~!なんていうときには、お気軽にご相談下さいね
by Theracua Staff  at 13:32 |  東洋医学よもやま話 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

思うツボ 3.「花粉症のツボ」

3月も中旬を過ぎ、日だまりの柔らかさに、ようやくを感じられるようになりました。もうすぐソメイヨシノが開花して一気に春爛漫となるこの季節、喜んでばかりいられないのは、花粉によるアレルギーに苦しんでいる人々が毎年増加しているからです。セラキュアにも、一月半ば頃から、花粉アレルギーによるくしゃみ、鼻水、目の充血、かゆみ、頭痛など多彩な症状を訴える方が増えてきました。

花粉症は、植物の花粉が目や鼻などの粘膜に接触することによって引き起こされるアレルギー疾患です。ただし花粉は症状の引き金になるだけで、根底には遺伝、環境、生活習慣、自律神経のバランスなど様々な要因があり、実際には多因子疾患といえそうです。現在、国民の15~20%が花粉症にかかっているというデータもあり、患者数は年々増加傾向にあります。セラキュアのスタッフにも、何を隠そう花粉症のスタッフが3名おります。6人中3人なので、15%どころか50%の罹患率!

でも、花粉症には鍼灸治療がとっても良く効くのです。もちろん私たち鍼灸師は自分で鍼を打って、症状をしっかりコントロールしております�s�[�X。 えっへん!

そこで今日は、セラキュアのスタッフが使っている花粉症のツボを大公開! 爪楊枝の先でチクチク刺激するだけでも効果絶大ですので、試してみてくださいね!

まずは「通天 つうてん」。頭頂部から左右に2~3センチ外側のあたりを指先で強く押してみてください。他の箇所と比べて少し敏感なところがあります。チョウチョやゴキ○リなどの昆虫では触角が生えているあたりです���傤���� これは鼻づまりやまぶたの腫れなど、気の流れが悪いことで起きる症状に効きます。ここに鍼をすると、す~っと鼻が通る!とおっしゃる方がたくさんいます。

正中線上で、髪の毛の生え際にあるツボ「神庭 しんてい」は、涙目や鼻づまりに有効です。同時にストレスも緩和して、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります! 神庭の1~2センチ上にある、「上星 じょうせい」もよく使うツボです。強く押すと鼻の奥まで響く感じがするところでで、鼻水や涙がダラダラ垂れてとまらない~っというような、気の作用が弱いことで起きる症状に効きます。
下の写真で2本ある赤い鍼の左側が「神庭」で、右側が「上星」です。
花粉1
上の写真で、眉間の真ん中の緑の鍼は、「印堂 いんどう」というツボです。ここは花粉症のどんな症状にもオールマイティに使えるツボです。脳の視床下部や下垂体の機能を高める作用もあるので、高ぶった精神を落ち着かせたり、自律神経やホルモンバランスの調整や、免疫機能向上にも優れています。

以上のツボはみんな頭や顔にあるものです。顔に鍼を打つなんてこわい!と思われる方もいらっしゃると思いますが、セラキュアではフェイシャル専用の極細ハリを使用しています。顔面にある筋肉や神経の走行を考慮しながら鍼を使用するので、刺激感はとてもやさしく、眠りを誘うほど気持ちのいいものです。
下の写真で緑色の短い鍼が、かすみ鍼というと~っても細いフェイシャル専用の鍼です。
FA2
このハリは、花粉症の治療だけでなく、美顔/美容鍼灸で大活躍していますBrilliant

今回こちらでご紹介しているツボは、花粉症の応急処置に使うツボの代表選手です。
この他に、私たちスタッフも含めて、多くの患者様に好評なのは、花粉の季節が始まる2、3ヶ月前から行う自律神経調整の鍼灸治療です。アレルゲンがピークに達する前に免疫バランスを整えておくことで、花粉症の発症を遅らせたり、症状を緩和したり、なかにはまったく症状を感じないまま花粉シーズンが終わる方もいらっしゃいます。

今シーズン間に合わなかった方は、ここでご紹介している応急処置を試していただけるだけで、症状はかなり改善します。ツボっておもしろい!と実感して頂けたら嬉しいです�G���������͂��Ă�������

by Theracua Staff  at 09:30 |  東洋医学よもやま話 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

思うツボ 2.「脳にあるツボ」

使い方によって様々な治療効果を引き出せるツボですが、その謎を解き明かすために、いろいろな研究が行われてきました。しかし、未だにその正体は不明です。毛細血管が集まっているとか、神経終末が多いとか、電気抵抗が弱い場所などと言われていますが、前回の「ツボは見えない」でもお伝えしたように、ツボが見えた!という人は未だにいないのです。

私たち鍼灸師はそのツボを刺激して治療をします。たとえ見ることはできなくても、その効果はしっかりと見たり感じたりすることができます。例えば凝っている肩のツボにハリを打ったり、下痢や生理痛時にお腹のツボにお灸をして温めたりすることで症状を緩和させることができます。このような直接的、局所的なツボ刺激の作用はみなさんにもご想像がつくのではないでしょうか。
しかし、ツボの本当にすごいところは、間接的、遠隔的、全体的に作用することにあります。

例えば有名な「足三里(あしさんり)」というツボ。
松尾芭蕉が奥の細道を歩くときに「ももひきの破れをつづり、笠の緒つけ替へて、三里に灸据うる より、松島の月まづ心にかかりて...」と書いているように、健脚のツボとして有名ですが、これは局所的な刺激療法です。足三里は膝の下、前頚骨筋という筋肉の上にあります。鍼灸によって前頚骨筋の代謝が上がると歩行時につまづきにくくなるのです。
足三里
↑膝下、外側、赤いハリを打ってあるところが足三里です!

また、足三里は胃の経絡の上にあるツボです。私たち鍼灸師は足三里を、胃をはじめとする消化器系の調子を整えるために多用します。足三里をハリやお灸で刺激すると、胃液の分泌が活発になり、食後に胃がもたれる、胃が重い、胃が冷たいなどの症状が改善されるのです。

とはいえ、足三里から胃に直接つながっている神経があるわけではありません。足のツボへの刺激が、どうして遠く離れた胃の調子を整えるのでしょうか? 

足三里への刺激を感じるのは脳の感覚野と呼ばれるエリアです。感覚野で受けた刺激は、シナプスを介して脳全体に広がり、その刺激に対してどのような対処をするか瞬時に判断が下されます。そのときに、胃の働きを調整している自律神経にも、なんらかの信号が送られるようになっているのかもしれません。あまりよい例えではありませんが、マンションの201号室の火事が、上階の301号室に飛び火するようなものと考えてみて下さい。足三里と胃は、脳の中ではご近所さんというわけですね。

ツボの間接的、遠隔的な作用は、数千年に及ぶ東洋医学の歴史の中で得られた、膨大な経験に基づく英知であり、神秘なのです

ツボの正体を明かすために、長年、ツボの位置周辺の皮膚組織や神経の研究が続けられてきました。最近では、ツボというのは脳にあるものなのではないか?というの見解が大きくクローズアップされ始めています。心地良いハリの刺激で症状が改善したら、今度はその刺激を思い出すだけで身体に同じような反応が出るというレポートもあります。

鍼灸治療院セラキュアでは、治療の際に局所的な症状緩和のみにとらわれず、このようなツボの働きを考慮に入れた全身治療をしています。私たちの打つハリが、みなさまの心地良い記憶となって、その効果がさらに大きなものとなるように、心をこめて治療させていただきます
テーマ: 健康 -  ジャンル: ヘルス・ダイエット
by Theracua Staff  at 19:52 |  東洋医学よもやま話 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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