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シリーズ「妊娠できるカラダづくり 第6回」 〜五臓タイプ 肝について〜

前回のブログにて、五臓のチェックをしていただきましたが、皆さんはどのタイプにあてはまりましたか

「妊娠できるカラダ作りシリーズ」第6回目の今回は、、、
「肝」タイプについて、説明していきたいと思います


● 「肝」って何?
肝臓は身体の中で最大の臓器です。西洋医学では、栄養素の代謝、解毒、胆汁の合成などの役割を担い、生命活動を維持する為に不可欠な臓器です。しかし西洋医学の「肝臓」と東洋医学「肝」とは少々意味合いが違います。東洋医学では、物体としての「臓器」ではなく、その「働き」や「役割」を見て「肝」を捉えます。東洋医学「肝」は、体内の機能全てが上手く働くよう調節し、情緒の安定にも関わります。例えるなら、、、「空港の管制塔」。管制塔では、大きな空の交通がスムーズに流れるよう、大気の状態を常に把握し、飛行機の離発着をコントロールしています。「肝」も同じように、身体の状態を常に把握し、気血水が身体を滞りなく流れるようコントロールしています。空港の管制塔がなければ、空の交通が滞ってしまうように、「肝」が上手く働かなければ身体の気血水の流れも滞ってしまいます。

また五臓を「木・火・土・金・水」に振り分ける五行論の中では、肝は「木」の性質として分類されます。樹木のように地面にしっかりと根を張りながら、上に向かって身体を伸びやかに成長させるためのエネルギーを持っています。
樹木がしっかり根をはり、伸びやかに成長させるエネルギーがなければ、その後樹木は成長していきません。それはそっくりそのまま、不妊治療に置き換えられます。
樹木という新しい「命」を健やかに育む為には、根を張り伸びやかに成長させる「肝」が大切なのです。


●具体的に「肝」の働きとは?
そせつ機能 →身体を巡る気血水の巡りをスムーズにしています。

情緒の安定 →ストレスを受け止めるクッションの役割をして、感情をコントロールしています。

蔵血機能→血を貯蔵し、必要なところに必要なだけ血が供給されるようにコントロールしています。子宮や卵巣に血を供給してくれているのも「肝」。レバーの色を想像してみてくださいもも肉、ムネ肉とは違って、赤い色をしていますよね。赤い色はそれだけ血液がいっぱいってことなんです。


●「肝」が悪くなるって?
  肝が悪くなると、上記に挙げた機能が低下します。


そせつ機能の低下→川の流れが滞るように、身体の気血水の巡りが悪くなります。乳房や脇腹が張ったり、気分がふさぎ込みがちに。その他めまいや生理痛も出やすくなります。

情緒の不安定→過剰なストレス、緊張、イライラ、ショックを感じやすくなります。このストレスが続くと、気の流れがさらに滞り悪循環になります。

蔵血機能の低下→肝の血が足りなくなると、肝の気が強まり、イライラなどが起こります。目の乾燥や月経血の減少、筋肉のけいれんなども、肝の血の不足からくるものです。また血を子宮や卵巣などの生殖器に送っているのも「肝」です。「肝」の血の流れが悪くなると、子宮や卵巣に血が供給されず、不妊や婦人科疾患につながります。


●原因は?
①ストレス→「肝」はストレスに弱い臓器。過剰なストレス、緊張、イライラなどは、肝の機能を低下させます。

②眼精疲労→「目」を目を使い過ぎると、肝が疲労します。

③不規則な生活→生活リズムの乱れは、気を滞らせます。


●対策

 
ポイントは
「肝」の気をスムーズに流すサポートをすること!

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例えば

①気分転換をする。

②好きな香りをかぐ。香りがあるものは気を流す作用があります。アロマだったら、ベルガモット・カモミール(ローマン/ジャーマン)・サイプレス・マンダリン・スイートオレンジなど。「アロマはちょっと、、、」という方は、お好みのお茶にミントやゆずジャムを加えてみるのもオススメです。

③目や頭を使う時は、休息をとりながら。目や頭を使うと肝の血を消耗します。

④ 食事のポイントは、造血作用があるものや酸味のあるもの。プルーンやなつめには、血を補い気持ちを安定させる効果があるので、気持ちが落ち込みがちの時に。梅干しなど酸味のある食材は、エネルギーの消耗を防ぎ疲労回復を助けてくれます。

⑤ ストレスを溜めないこと。人に話すことが苦手な方は、音楽を聞いたり紙に書いたりするだけでも、気持ちの発散に繋がります。方法は何にしても、溜め込まず外に出してしまうことが大切です。

⑥ 軽い運動やストレッチ、深呼吸をしてみましょう。それだけでも気は巡ります。

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いかがでしたか?ご自分のタイプがわかっていると、身体の不調が出る前に対策がとりやすくなりますよね。「肝」の動きが悪くなりそうな気がする、、、、なんて感じた時は、ぜひ上記の対策を試してみてください!

 
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by Theracua Staff  at 12:36 |  未分類 |   |  trackback (0)  |  page top ↑

シリーズ「妊娠できるからだ作り 第5回」 〜カラダのベースを整える〜

街路樹の葉も日を追って色づいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか


さて、「妊娠できるカラダ作りシリーズ!」五回目の今回は、、、、

「カラダのベースを整える」
です。

例えば排卵障害がある場合に、西洋医学では排卵誘発剤などを使用して対症療法的な治療をします。一方東洋医学ではそもそもの体質に問題があると考えるため、まずはカラダ全体を改善していく根本的な治療を行います。

当院では月経周期に合わせて治療法を変えていく「周期療法」(周期療法についてはコチラ)を行なっていますが、同時に個々の体質が改善できるようカラダのベース作りに力をいれています。周期療法と同時にできる場合もありますが、カラダの状態によっては最初の数周期はベースを整える治療に専念する場合もあります。

いくら素晴らしい種があったとしても、健やかな土壌がなければ栄養満点の野菜の収穫はできません。それは不妊治療でも同じです。いくら薬を投与しても、もともとの体質がある程度改善されていなければ、持続的にいい結果を出してくれません。

「何をやってもうまくいかない…」そんな袋小路にはまってしまった患者様こそ、焦らずに、急がば回れ、まずは体質改善—カラダのベースを整えることが妊娠、出産への近道であることが多いのです。


先日も、こんな患者様が。。。
ご年齢は38歳。結婚後1年以上お子様に恵まれなかった為、不妊治療を開始。体外受精に踏み切り何度か挑戦したものの、結果は全て陰性。気持ちを切り替え、お身体作りの為にと鍼灸治療を開始されました。1週間に1回治療をうけること3ヶ月・・・。そろそろ採卵を再開しようとお話ししていたところ、「自然妊娠」のご報告がありました。何度人工授精や体外受精をしても陽性反応がでなかった方が、鍼灸治療を始めて体質が改善されていく中で、結果自然に妊娠されるということはよくあることなんです。

東洋医学では、「証」という体質の分類法を使い、その「証」に基づいて治療法を組み立てています。今回は皆さんにご自分の体質をチェックして頂き、次回以降体質別の説明や改善方法等をお伝えしていきたいと思います


あなたの東洋医学的な体質は?
東洋医学では、心身の状態を脈や舌などで複合的に診断します。東洋医学では、人間の生理機能を「肝・心・脾・肺・腎」の5つに分類しています。この5つの臓器(五臓)はお互いに補強したり抑制したりし合っています。この相互バランスを保つことが、健康を維持する為には不可欠です。鍼灸治療では他に「陰陽」「気血津液」などの状態もあわせて見ていきますが、ここではまず「五臓」の各項目をセルフチェックしてみましょう! 一番項目が多いものがあなたのタイプです。いくつかの体質を複合的に持っていらっしゃる方が多いので、ひとつに絞られなくても心配はいりません。

肝タイプ
□めまいが起こりやすい。
□お腹の両脇が張ったり、苦しいことが多い。
□口の中が苦いことが多い。
□イライラしやすい。
□目が赤くなったり、乾いたり、疲れやすい。
□基礎体温で低温期がジグザグである。
□月経血に塊が多い。


心タイプ
□夢を見やすい。
□眠りが浅い。
□胸苦しいことが多い。
□精神的に動揺したり、興奮しやすい。
□舌が荒れやすい。
□独り言やうわごとを言うことが多い。
□物忘れしやすい。


脾タイプ
□食後にお腹が張りやすい。
□下痢または泥j状の便になることが多い。
□くよくよと考え事をして憂鬱な気分になることが多い。
□むくみやすい。
□ゲップや胸焼けをしやすい。
□皮膚が青白く、冷たいことが多い。
□月経時の出血がダラダラと続きなかなか終わらない。

肺タイプ
□息切れしやすい。
□痰がからみやすい。
□鼻炎や喘息の経験がある。
□わけもなく悲しい気分になることが多い。
□皮膚が乾燥している。
□兎のようなコロコロとした便が出る。
□寝汗をかきやすい。


腎タイプ
□耳鳴りがすることがある。
□足腰が重くだるいことが多い。
□慢性的に腰痛がある。
□疲れやすい。
□白髪が年齢のわりに多い。
□ちょっとしたことにも驚きやすい。
□基礎体温が35℃台になることがある。

いかがでしたか?次回以降、それぞれの体質別に詳しくご案内していきますのでお楽しみに
by Theracua Staff  at 11:51 |  未分類 |   |  trackback (0)  |  page top ↑
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